2008.03.19 Wednesday
「スカルプに風穴を空けろ!!」 - Wings3Dテクニック編その2
こんにちはー、naniSL SHOP店長のsenkageです!
Wings3Dを使ってスカルプを作成する際のちょっとしたテクニック編の第2弾です。
SLでスカルプ作りたい!でも「Wings3Dって、なんぞね?」という方は、
まずは入門編をご覧ください!
その1
その2
その3
その4
テクニック編その1
ここで衝撃の事実なんですが、
「スカルプって穴をあけることができるんですって、奥さん!」
「あら、まあ本当なの!!あらやだっ!」
「そーなのよぅ!!!」
という訳で、スカルプを貼付けるオブジェクトにトーラスを指定し、穴の開いたプリムを作れることがわかった訳ですが・・・
そんなに簡単な訳ではありませんでした。
しかも、お馴染みWings3dのプラグインでは、サポートされていません。
ほかのツールの使い方を覚えるのもなんだし・・・
ナントカ出来ないものか、と試行錯誤を繰り返すこと20年、やっと出来るっぽいので、正直無保証で情報を垂れ流したいと思いますw
(うまく行かなくても許してくださいね)
さて、「とっととやりかたおしえれ」という訳で、
手順は以下の通りです。
■Wings3D
Wings3Dを使ってスカルプを作るときは、スフィアを使いますが、Wings3D自体はトーラスを出現させることも出来ます。
ところが、このトーラスはスカルプテクスチャにはエクスポートできません。なぜか・・・???
そもそもスフィアとトーラスの違いですが、
前者は上辺と下辺がそれぞれ1点に座標を指定されているのに対し、
後者は上辺と下辺がぺたっとくっついてしまっている図形だそうです。
(http://wiki.secondlife.com/wiki/LlSetPrimitiveParams)
Wings3Dのプラグインは、メッシュの数が1つでもずれるとエクスポートに失敗しますので、と推測して。
ということは、1メッシュ増やしてあげればいいんじゃん?
ためしてみました。
画面上で右クリックし、Torusの右にある四角をクリック
Sections を16
Slices を16
に設定
要は、スフィアで作成するときのSlicesに1を足す
というか、SectionsとSlicesを同じにする
ということですね。
で、こねてこねて
とりあえず、こんな形を作ってみました。
プラグインからSLのsculptedとしてExportすると、エラーが出ずに、スカルプテクスチャができます。
をぉ! 推測はアタッていたかも・・・。
結果から申し上げますと、そのままそのスカルプテクスチャをUPすると、裏返された変なオブジェクトができるので、画像編集ツールを使って「垂直反転」させます。
(このあたりの画像操作の理由は、Exportプラグインの作りがわからないため
規則性がつかめていませんw
いまのところ、この方法でだいたいうまく出来ています。)
※gimpで垂直反転しているところ
■SL
お馴染みSLですw
とりあえず、先ほどWings3Dで作成したtorusのスカルプテクスチャをUPしましょう。
UPする際に表示されるプレビューの状態では、穴が開いてイナイどころか、
ざっくりとくびれちゃった変な形になっていると思いますが、臆せずUPしましょう。
(もし、この後の処理をおこなってもうまく行かない場合もありますので、その辺は覚悟の上で、ご自身の責任で行ってください。要は、最悪10L$失うことも致し方なしでチャレンジを。)
で、トーラスなスカルプにメタモルフォーゼさせてちゃいたい適当なプリムを出現させます
っと、その前にさっきUPしたトーラスなスカルプテクスチャのUUIDをGETしておいてください。
そのプリムに以下のスクリプトを埋めみます。
default
{
state_entry()
{
llSetPrimitiveParams([PRIM_TYPE, PRIM_TYPE_SCULPT,
"uuid(ここにトーラスなスカルプのテクスチャのUUIDを貼付けて)",
PRIM_SCULPT_TYPE_TORUS]);
}
}
※このスクリプトで、トーラスに変形させます。
はい、出来上がりw
※このテクニックは、想定される標準的な使い方をしてないので、
うまくいかなくても起こらないでくださいね。
Wings3Dを使ってスカルプを作るときは、スフィアを使いますが、Wings3D自体はトーラスを出現させることも出来ます。
ところが、このトーラスはスカルプテクスチャにはエクスポートできません。なぜか・・・???
そもそもスフィアとトーラスの違いですが、
前者は上辺と下辺がそれぞれ1点に座標を指定されているのに対し、
後者は上辺と下辺がぺたっとくっついてしまっている図形だそうです。
(http://wiki.secondlife.com/wiki/LlSetPrimitiveParams)
Wings3Dのプラグインは、メッシュの数が1つでもずれるとエクスポートに失敗しますので、と推測して。
ということは、1メッシュ増やしてあげればいいんじゃん?
ためしてみました。
画面上で右クリックし、Torusの右にある四角をクリック
Sections を16
Slices を16
に設定
要は、スフィアで作成するときのSlicesに1を足す
というか、SectionsとSlicesを同じにする
ということですね。
で、こねてこねて
とりあえず、こんな形を作ってみました。
プラグインからSLのsculptedとしてExportすると、エラーが出ずに、スカルプテクスチャができます。
をぉ! 推測はアタッていたかも・・・。
結果から申し上げますと、そのままそのスカルプテクスチャをUPすると、裏返された変なオブジェクトができるので、画像編集ツールを使って「垂直反転」させます。
(このあたりの画像操作の理由は、Exportプラグインの作りがわからないため
規則性がつかめていませんw
いまのところ、この方法でだいたいうまく出来ています。)
※gimpで垂直反転しているところ
■SL
お馴染みSLですw
とりあえず、先ほどWings3Dで作成したtorusのスカルプテクスチャをUPしましょう。
UPする際に表示されるプレビューの状態では、穴が開いてイナイどころか、
ざっくりとくびれちゃった変な形になっていると思いますが、臆せずUPしましょう。
(もし、この後の処理をおこなってもうまく行かない場合もありますので、その辺は覚悟の上で、ご自身の責任で行ってください。要は、最悪10L$失うことも致し方なしでチャレンジを。)
で、トーラスなスカルプにメタモルフォーゼさせてちゃいたい適当なプリムを出現させます
っと、その前にさっきUPしたトーラスなスカルプテクスチャのUUIDをGETしておいてください。
そのプリムに以下のスクリプトを埋めみます。
default
{
state_entry()
{
llSetPrimitiveParams([PRIM_TYPE, PRIM_TYPE_SCULPT,
"uuid(ここにトーラスなスカルプのテクスチャのUUIDを貼付けて)",
PRIM_SCULPT_TYPE_TORUS]);
}
}
※このスクリプトで、トーラスに変形させます。
はい、出来上がりw
※このテクニックは、想定される標準的な使い方をしてないので、
うまくいかなくても起こらないでくださいね。